ツアーを振り返って思うこと③

ツアーを振り返って思うこと、の続きです。
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岩屋寺のコンサートの後は一週間ほど久里子とのライブが続き、いよいよツアーの最終日の鶴見のサルビアホールでのコンサートです。
この日のコンサートのことは拓児も一足先にこちらのブログで書いてくれてます。こちらも合わせて読んでみてください。

今回の公演の中で唯一5人のメンバーの揃ったこのライブ(5年ぶりにみんな揃ったんです!)、とても楽しみにしてました。

今回は、UoUとしては初めてのホールでのコンサートでしかも自主企画の公演だったので、フライヤー、チケット制作、宣伝、会場設営から、とりあえず全て自分たちで準備しました。普段ただライブハウスに行って演奏するのとは違い、色々やることはたくさんあり、その分やりがい、学び、そして喜びも大きかったと思います。(と言っても当日は、メンバーで一番のしっかり者の拓児くんが、ほぼ一人で現場を仕切ってくれて、僕はただそれを見て感心するばかりでしたが。。写真撮る余裕あるし。ありがとうね!)
ちゃきちゃきと仕事を進める拓児くん。

当日は、数名のボランティアの方々にもお手伝いいただきました。どうもありがとうございました!

初めて演奏した会場のサルビアホール、サイズも大きすぎず、雰囲気もいい感じで好きです。クラシック音楽向けのホールではあるので残響は結構あり普段のライブハウスでの演奏とはちょっと勝手が違いますが、小さい音でも会場全体に届くし響きも暖かい感じでとても気持ちが良い音です。細かい音符を弾くより、音の強弱を楽しんでシンプルに歌うように弾きたくなる感じです。

この日は、連休明けの月曜日にもかかわらずたくさんのお客さまに集まっていただき、暖かく聴いていただき、演奏していて本当に幸せな時間でした。

また、この日は大学時代の恩師や、同窓生、友達、またお久しぶりの人たちもたくさん聴きにそして会いに来てくれて嬉しかったなぁ。
下の写真はボストン時代のルームメイトのギタリスト椎谷求くんが撮ってくれました。

ちなみにこの日のセットリストは以下のとおり(多分)。

1. Ofro Song
2. Cat’s Play
3. Another Journey
4. 赤とんぼ
5. Take the 7 Train
6. Moon River
7. ii
8. Hanabi

~アンコール
9. Hanauta

あっという間の90分でした。

5年ぶりだけど、この5年の間に、メンバーそれぞれ人間的にも音楽的にも随分成長してかつ優しくなって、みんなが純粋に今演奏できる幸せを分かち合っている、そんな時間でした。そこにお客さまの愛情もとても伝わってきて、なんとも言えない至福の時間でした。来てくださった方にもそれが伝わり感じていただけていればいいなと思います。
いやーまた次5人で演奏できるのが待ち遠しいです。

コンサートのビデオです。
来てくださった方は、その時を思い出して、そして来れなかった方も雰囲気を感じていただければ嬉しいです。

他の曲もまた順次公開していきますので楽しみにしていてください。
UoUの[email protected]で友達になっていただければいち早く公開情報、また限定の特典もありますので是非登録してみてください。(いつでも止められますし!)

Add friend

ところで2018年も残りわずかですね。
今年はUoU結成10周年ということでこれを機に、またこれからバンドでの活動を積極的に行っていこうというムードになっています。
こんな、10年間気まぐれな活動をしているバンドをずっと応援してくださってるファンの方、本当にいつもありがとうございます!

来年もライブなど実現させようと企てていますので楽しみにしていてください。今後ともUoUをよろしくお願いします!

皆様良いお年をお迎えください!

阿部大輔

 

ツアーを振り返って思うこと②

ツアーを振り返って思うこと、の続きです。
①はこちら

ツアーの2日目は、ドラムの二本松の故郷に福島県南相馬市にある岩屋寺にてライブ。
僕自身、こちらのお寺で演奏させていただくのは3回目。前回は震災前だったので今回またここにこれて感慨深いものがありました。

こちらの建物はあの地震にも耐え、以前そのままの姿でホッとしました。

この岩屋寺の日本建築に対するこだわりは半端じゃありません。みてください、この梁の美しさ。美しい立派な木々が贅沢に美しく使われています。

ライブは、これまた本当にたくさんの人に集まっていただき暖かく聴いていただき嬉しかったです。

このお寺の住職のお話では、この日のコンサートが震災後このお寺で行われた初めての有料のコンサートだったそうです。「それまではチャリティー、無料のコンサートばかりだったので今回はあえて有料にすることで、震災の『被災者である』という普通でない精神状態から『通常』に戻る第一歩になったような氣がします」という住職のこの土地に住む方々に対する熱い思いがお話から伝わって、なんともこちらも胸が熱くなりました。


赤とんぼもたくさん飛んでましたよ。

というわけで、我々も演奏しました。山田耕筰作曲「赤とんぼ」

この地で育った、二本松義史作曲の「花火」。

お寺のエネルギー、お客様のエネルギー、そしてバンドと演奏できる喜びで演奏中何回か涙出そうになりました。本当に素敵な1日でした。

震災後7年経って、未だに毎日、放射線量、また原発関連のニュースを放映しているのは福島県だけだそうです。この土地に来てみて、正直、まだまだ復興とは言いがたいこの土地が早く本当の通常に戻れるように、原発問題、復興援助の問題を継続して日本中そして世界中のみんなが忘れずに、自分の問題だと意識し、行動に移していくことが本当に必要だなと思います。本当に美しい土地なんですよ、福島!

UoUの今回のライブもあと一回を残すのみです!

阿部大輔

 

ツアーを振り返って思うこと

早いもので、先月のツアーから一ヶ月近く経ちますね。
もう年末ですね。

このツアーを振り返って思うことは、なんと素敵な仲間に恵まれていたんだろうということでした。

10年前、結成のきっかけはニューヨークでの僕と二本松の二人きりでの練習会が始まり。それからベースの久里子が練習に加わりトリオになり、たくじ、そして小森さんの順で練習会の人数が増え5人編成のバンドになった。そして二本松、たくじ、そして小森さがニューヨークを離れ日本に帰国するのにあわせて一枚目の”Home”を録音。


いや〜若かった、今から見れば青春ですね。

それから、早10年。メンバー二人はニューヨーク、二人は関東、一人は福岡と遠距離恋愛的なバンドなのでなかなか一緒にできるチャンスも少ない中でとりあえず、5人全員がとりあえずミュージシャンを生業としてなんとか10年やってきたというだけでも奇跡かも?と思います。

今では全員家庭と子供を持つ中で(特に今のところとても商業的にまだ儲かってるわけでない音楽を)好きでわざわざ一緒にやろうと思えるんだからこれは本当にありがたいことだな〜と一緒に音を出してみてしみじみ感動してました。

10年の間に、メンバー各自の行きたい方向性に違いが出てきたり、意思の疎通がうまくいかなかったり(遠距離恋愛って難しいですもんね)でなかなかバンドの存続に危機?もあったような氣もします。が、そういうものを一回りして、今回はメンバー同士が本当に愛を持ってまた一つになれた!ようなそんな素敵な時間だったと思ってます。他のみんなはどう思ったかは、他のメンバーのブログを楽しみにしてみましょう。

今回は本当に全ての会場で暖かいお客さんにたくさん集まっていただいて本当にありがたかったですし素晴らしいエネルギーをこちらもいただきました。ありがとうございました!

ちょっとずつライブを振り返って感じたことを書いてみたいと思います。

ツアーの初日は、福島県福島市の片岡鶴太郎美術庭園にて。
僕がニューヨークから日本に到着したのはライブ前日の夕方。この日は朝5時発の電車で千葉から福島に向かいました。
福島駅から飯坂線で花水坂駅へ
いい感じの電車です。
着いたら前日入りしていたたくじ、二本松、小森さんと涙の再会(涙は嘘)。早速リハを少々。久しぶりに一緒に演奏できてあまりに嬉しくて二本松くんは泣きそうになったそうです。なんか僕は長旅でなんだかボケっとしてましたが(普段からですが)みんなが、親になってなんかとてもいい具合に優しく、丸い音を出すようになった気がしてとても嬉しかったです。きっと僕も丸くなったんだと思います(今回のツアーでも何回もいろんな方にそう言っていただきましたのできっとそうなのでしょう)。

50名様限定のライブはおかげさまで満員御礼でとても素敵な時間でした。

そこで偶然?お会いした似顔絵師の、名前は同じく阿部さんに似顔絵書いていただきました。
ライブを聴いてくださり、インスパイアしてしまったのか全員分、写真見て書いていただきました。まさにUoUは合縁奇縁ですね。これは初日から絶好調です。

つづく

阿部大輔